5年宿泊学習

天候とほぼ貸し切りという状況にも恵まれ、6月1日、2日に宿泊学習を無事行うことができました。

まずは来拝山登山。
5年生のパワフルさには感心しっぱなしで、行程は順調そのもの。
当日は頂上から立山連峰の山々や称名滝も拝むことができました。

次は立山ジョイフレンド。グループで協力するゲームを4種類行いました。
「金塊さがし」・・・協力して石を隠したり、見つけたりしました。
「空飛ぶボール」・・・ブルーシートを全員で持ち、テニスボールを高く放り投げるようアイディアを出し合っていました。
「森の危険物処理班」・・・ロープのついた缶に入った水をみんなでロープを引っ張り合いながらゴールに運びました。
「ブラインドウォーク」・・・目隠しをして森の中をグループでつながって歩きました。
どの活動も、自然とリーダー的存在が現れて指示したり助言したりしている姿が印象的でした。

夕べのつどいは経田小単独だったために行えたのですが、自然の家としては1年半ぶりということでした。(コロナ禍の影響)
じゃんけんゲームをして楽しい時間を過ごしました。

夜は館内オリエンテーリングをしました。
グループで協力して、館内に隠されたポイントを探し回りました。ゲーム性が高く盛り上がりました。

2日目の朝は、朝のつどいから始まりました。これも1年半ぶりということでした。
新聞紙を使ったゲームや文字探しをしました。

野外炊事では定番のカレーライス作り。
かまど担当と調理担当に分かれ、分業体制で作りました。
薪割りや火起こしなど普段できない体験に、子供たちは興奮!
森の中に落ちている枝や杉の枯れ葉を集めては燃やして火力を安定させようと工夫していました。
調理担当は上手に野菜を切り、米やルーの水加減もばっちりでした。
ごはんもルーも無事完成し、自分たちで作ったカレーライスに舌鼓を打っていました。
その後、焼きマシュマロも楽しみました。
5年生の本領を発揮したのは片付けです。「来た時よりも美しく」を体現する働きぶりでした。

余った時間には森の中のアスレチックでみんなで汗を流して遊びました。
どの子も素敵な笑顔を見せていました。

子供たちにとっては宿泊学習前には不安も大きかったと思います。
その分、楽しみや達成感、充実感も倍増したようです。
単級でずっと過ごしてきた子供たちですが、この2日間で友達の意外な一面や頼もしい面に出合い直せたようです。
仲間との絆、協力することを今後に生かしていきたいと感想を述べていた子が多くいたことも大きな収穫です。